自費診療(セラミック)と保険診療で使用する材料の違い
保険診療では細かい決まりごとが多く、治療法・治療材料に制限があります。
例えば被かぶせ物を保険診療で行う時に選択できる材料は1〜2種類しかありませんが、
自費診療では5〜6種類の材料の中から選択していただきます。
それぞれ、硬さ、審美性(美しさ)、光沢の維持、耐久性等に違いがあります。
また、治療における型取りの材料・装着する接着剤等も違います。
自費診療(セラミック)と保険診療で使用する材料の違い
保険診療で使用する材料は寒天とアルギン酸(約2分程度で固まる型取りの材料)
という材料を一般的に使用します。この型取りの材料でも十分精密な型取りをすることが可能ですが、
前歯を審美的に治療する場合や、製作に必要な模型を複数個製作する場合には
不向きな材料になります。
大谷歯科クリニックでは自由診療における型取りには、シリコン系の材料を使用しております。
これによって、歯肉の中まで(歯根)精密な型取りが出来ます。
これにより、かぶせ物や詰め物を高い精度で製作する事が可能になります。
寒天・アルギン酸による型取りは、細い部分や狭い部分が簡単にちぎれたり変形しますが、
シリコンによる型取りは上部でちぎれることもなく、精密な型取りができます。